【女子プロゴルフツアー帯同】ツアー中の食事について

トレーナー
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こんにちは。ゴルフトレーナーの谷崎です。

ゴルフツアーに帯同していると、よく一般の方から聞かれるのが

選手は普段どんな食事をしているんですか?

というものです。

私が帯同していた時は、選手と朝・昼・晩と食事を共にすることがほとんどでしたので、

今回は食事について書いてみようと思います。

ツアー中の食事

選手の体調を管理する上で、食事はかなり重要な要素です。

私は選手と一緒に食事をしていましたが、選手ごとに食事は一人で静かにを好む場合や、コーチやマネージャーやトレーナーと一緒に食べる場合など様々です。

専属トレーナーとしては、どんな食事内容か確認できるので良かったと思います。

試合期間中ということもあって、厳しい食事制限はストレスになり、それもまたパフォーマンスを下げるので、

あまりにも偏った食事をしていなければ良いかなと思い、基本的には内容は任せていました。

朝食

クラブハウスがほとんど!

だいたい、いつもクラブハウスのレストランです。

朝はどの会場でもバイキングになっていて、野菜や果物もたくさん摂れるのが魅力です。

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写真は私が個人的に好きな卵かけごはんのための生卵です。こんな写真しかなくて残念…。

本当は色々とあるんです。

ゴルフ場によって様々な特徴があるのでけっこう楽しみだったりします。

かなり多くの選手が、朝はここで食事していると思われます。

スタート時間が早い場合はコンビニの場合も…

トップスタートなど、ゴルフ場についてから朝食をゆっくり食べられない場合、

コンビニで買って移動中の車内で食べるということもありました。

ゴルフ場についてからウォーミングアップや練習など、やることが沢山ありますから、スタートの2~3時間前にはクラブハウスに着くようにしている選手が多いです。

でもトップスタートだと、クラブハウスがまだ開いていないんです…。

道中に24時間やっているファミレスや牛丼チェーン店などがあれば、朝定食をささっと食べることもありましたね。

スタート時間が全て基準になってくるので、毎日規則正しく生活できない、という点ではコンディショニングがとても難しい職業スポーツだなと思います。

昼ご飯

これはみんなバラバラです。選手はラウンドが終わるまではゆっくり食べられないので終わった後になります。

試合が終わるのは14時くらいだったりするので、そこでは軽く食べるだけで、早めの夕食をしっかり食べる場合が多かったです。

練習ラウンドのときはクラブハウスで昼食を食べたりもしました。

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↑高知のクラブハウスで昼食。かつお定食。

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↑軽めに食べるときは、会場のギャラリープラザで軽食です。

本当はもう少し栄養バランスを考えないといけないのですが、選択肢が限られていて仕方ないですね。

夜ごはん

夕飯も選手によって食べるものは様々です。

その地方の名物を食べる人もいるようですが、私はあまりそういう機会はありませんでした。

アン・ソンジュプロは韓国料理が好きなので、各会場近くのお気に入りの韓国料理店をしっかり把握していて、

いつも行くところは決まっている感じでした。

私は辛い物が苦手なので、韓国料理はほとんど食べたことがないのですが、

今回の帯同生活でだいぶ慣れて好きになりました♪

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もう一人のジョン・ヨンジュプロも韓国料理は好きなようでしたが、

「韓国料理は韓国で食べるのが美味しいから」と、あまり日本では食べなかったです。

まぁ確かにそうでしょうね。

お寿司が大好きなのと、手軽に食べてすぐ済むので、かなりの割合で回転寿司に行っていました。

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寿司だけにならないように、汁物や野菜類も摂るように私は勧めています。

担当選手が二人いましたが、その都度時間の都合が合う方と一緒に食事に行っていました。

ですので、一緒に行かなかったときに何を食べているのかわからないので、ちょっと心配なこともありましたが、

あとでちゃんと聞いてみて、偏っていればアドバイスをすることもありました。

コンビニ食はできるだけ避けてもらうように初めに話してあったので、きちんと守ってくれたようです。

試合の最中の補食もあるのですが、それについてはまたの機会に書きたいと思います。


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