2016-07
科学的根拠に基づく飛距離アップ
先日、横浜でゴルフバイオメカニクスのセミナーを受講してきました。
アメリカのTexas Woman’s Universityで生物力学を教えていらっしゃる
クウォン教授が講師となって、彼の科学的にゴルフスイングを解析した研究結果を学ぶことができるというもの。
対象はゴルフインストラクターやトレーナーなどの専門職者でしたが、
Level1の基礎コースだったので、そうではない方にも興味深い内容だったと思います。
クウォン教授よりも、彼の下で学んでいたクリス・コモという人の方が一般的には有名かも知れませんね。
タイガー・ウッズのコーチです。
さて、内容はというと、まるごと物理学です。
教科書はずっと↓こんな感じ。
私は超文系なので数式とか大嫌いなんですが、10万円以上する高いセミナー代を払ったんだから
元を取らねばとセコい根性で居眠りしないで目を見開いて聞いていました。(当たり前か…)
といってもそれほど深刻に難しいわけではなく、本当に基礎からやってくれたので助かりました。
解説もとてもわかりやすかったです。
クウォン教授がずっと大事だと言い続けていたのは、
効率よいスイングをするには床反力をきちんと使うということ。
ニュートンの法則でいうと作用・反作用の法則です。
懐かしいですね。懐かしいを通り越して遠い記憶の彼方から記憶を呼び戻す感じです(笑)
彼の教え子のクリス・コモ氏が面白い実験をしています。
地に足がついていない状態でスイングするとどうなるかというもの。
上半身を左へ捻ろうとするとき、下半身を右に捻っています。
そうすることでしかトルクが生み出せないから。
よくローリー・マキロイが例として出されますが、
ダウンスイング中に骨盤をターゲット方向とは逆方向へ回旋させて
上半身やヘッドを走らせる動きを加速させているゴルファーがいます。
教授曰く、これは床反力が効率よく使えていないそうです。または過剰な努力。
こういうお話が色々と聞けたのは面白かったです。
なるほどと思うことがたくさんありました。
最後は実際にドライビングレンジへ移動しての実技もあって
教わったことを体感してきました。
ゴルフトレーニングを指導する上で必須な、めちゃくちゃ有用な情報をインプットできて
とても実りある2日間となりました。
クラブフィッティング@東京クラシック
先日買い換えたアイアンが好調だったので、ドライバーもフィッティングしたくなり、
知人の紹介でフィッティングを受けてみることにしました。
オープンしたばかりの東京クラシックと都内のスタジオと選べるというので、
行ってみたかった東京クラシックを迷わず選択。
まだあまり知られていないようで、私がここでのフィッティング第一号でした。
広々とした練習場の一角にフィッティング用の建物があります。
測定機器がたくさんある室内から練習場に向かって打つという、まるで海外のような環境ですね。
取り扱っているクラブやシャフトも海外のものが多かったです。
ティーアップもゴムティではなく普通のティを刺して打てますし、
飛んで行ったボールの球筋もわかるし、落ち際までしっかり確認できます。
レーダー式追尾システムもあるので細かいところも全てわかります。
今までに体験したことのない贅沢なフィッティングとなりました。
シャフトは今まで使っていたものがやや硬めだったため、
もっと 撓らせた方が飛距離アップにつながるというわけで
CRMの違う同じシャフトを試したり、ヘッドを変えてまた違うシャフトにしたりと
あれこれ打たせて頂き、20ヤードくらい伸びしろがありました!
スイングも直さないといけないのですが、
クラブからスイングが受ける影響も大きいのでドライバーも見直したいと思います。
(興味がある方は紹介致しますのでご連絡ください♪)
スクランブル結果
6月末に例のスクランブル予選に出場してきました。
会場は千葉県の立野クラシックです。
接待コースと言われているだけあって、とてもキレイなコースでした。
朝は霧雨がありましたが、ほとんど気にならない程度。
練習グリーンで4人でラインを読んで順番に打つ練習をし、
お揃いのポロシャツを着て円陣を組んで気合は十分です。
スタートホール10番はパー3で、幸先よくバーディ発進。
続くパー5、パー4でもバーディ!
とても良い流れでスタートできました。
途中苦しい展開になりパーが続きましたが、上り2ホールでまたバーディバーディと貯金できて、
5アンダーで折り返すことができました。
目標は10アンダーですので、後半もこの調子でできればいいなぁと。
しかし、午前好調だったので安心してしまったせいか、
後半はみんなショットが乱れまくり。。
4人で打っているのに誰もフェアウェイにいない…とか
誰もグリーンに乗っていない…とか。
こうなるととても苦しいです。
ミラクルバーディが1つきましたが、6番、7番で痛恨の連続ボギー…。
終わってみれば前半の-5から伸ばすことはできず、あえなく撃沈してしまいました。
この日までは、結局パター次第だなぁと思っていた部分があったのですが、
パターだけじゃないということがとてもよくわかりました。
一人一人のショットの精度ももちろんですが、あとはメンタルが本当に大きく影響していたように思います。
誰もグリーンに乗っていなくて、4番目の自分にすごくプレッシャーがかかるということもあれば、
誰かが良いプレーをしてグリーンに乗せてくれたりすると、
自分の番では安心してしまって冴えないショットになってしまったりします。
そしてやっぱりパットが一番シビレます。バーディパットでもパーパットでも。
プロは当たり前のようにパーオンして、そこからいかにバーディをとれるかというようなことを
毎回やっているのだなぁと、少しでも同じ気分が味わえたことは貴重な体験となりました。
何よりも4人で力を合わせて一緒に協力している感じと、バーディが取れたとき一緒に喜び合えるのが
とても楽しかったです。
また来年是非リベンジしたいと思います!
茨城ゴルフ倶楽部
先日、茨城ゴルフ倶楽部・東コースをラウンドしてきました。
さすが名門コース。
とてもメンテナンスがいいですね。
サロンパスカップの記憶がある中、ラウンドしてきました。
10回目の来場にして初ラウンドです!
どのコースもよく覚えていますが、
やはりフェアウェイから見る景色と、ギャラリーとして見る景色と印象が多少違いますね。
思ったよりアップダウンがあったりなかったり。
私もここで試合があるので良い練習になりました。
それにしても、どうして名門コースにはだいたいフェアウェイのど真ん中に立派な木があるんでしょうか…(-_-;)